「拒絶理由通知書」とは
※「拒絶理由通知書」と「拒絶査定」は別の通知です。対応方法も異なりますのでご留意ください。こちらは「拒絶理由通知書」についての説明です。
出願した商標について特許庁で審査が行われ、登録できない理由が発見された場合に発送される通知です。
拒絶理由通知書が到着しても、それに対して意見を述べる「意見書の提出」や、指定商品・指定役務を補正する「手続補正書の提出」といった対応をして拒絶理由が解消できれば、商標は「登録査定(=登録OK)」となります。
何も対応をしなかった場合や、対応しても拒絶理由が解消できなかった場合は「拒絶査定(=登録NG)」となります。
(「拒絶査定」が到着した際の対応についてはこちら)
応答期間が決められているため、期間内にご対応ください。応答期間は通知書に記載されています。
参考記事
拒絶理由対応後の審査期間
拒絶理由通知への応答後、特許庁で審査が再開されます。
特許庁での審査期間は数週間~数ヶ月かかる場合があります。個別の案件によるため、正確な時期がわかりかねますことをご了承ください。
<有料サービス( Toreru 調査® + Toreru 出願 )をご利用の場合>
拒絶理由通知書が到着した際は Toreru からご連絡いたします。
対応方法のご説明も含めてご案内いたしますので、対応するかしないかをご判断ください。
お電話・メールでのご相談も無料で承ります。
対応をご希望の場合はマイページからお申込みください。 お申込期限後のご依頼の場合、期限超過対応手数料として4,620円(税込)がご請求内容に加算されますので予めご了承ください。
対応方法
拒絶理由の内容によって必要な対応は異なりますが、主に以下の2パターンになります。
手続補正書の提出
-
- 先に登録されている商標と権利が重なっている区分(指定商品・指定役務)を削除するなどの対応です。
- 無料で対応いたします。
意見書の提出
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- 審査官の判断を覆すため、弁理士が意見書(反論資料)を作成し提出する対応です。
- 手数料:55,000円(税込)で対応いたします。
<無料サービス( AI調査+ 無料出願 )をご利用の場合※>
※ご愛顧いただいておりました「無料出願」サービスは、2023年1月31日(火)を以て終了させていただく運びとなりました。AI調査®︎ は引き続きご利用いただけます。詳しくはこちらのFAQをご覧ください。
拒絶理由通知書が到着した際は Toreru からご連絡いたします。
対応するかしないかに加え、対応する場合は「弁理士法人Toreru に有料で対応手続きを依頼する」か「ご自身で対応する」かをご判断いただき、マイページで選択してください。
対応方法 -弁理士法人Toreruへ手続きを依頼する場合-
- 手数料:55,000円(税込)で対応いたします。
- マイページからのお申込み、お支払いを頂き次第、拒絶理由克服の見込みの程度や具体的な対応方針について担当弁理士よりメールにてご案内いたします。
- お申込期限後にご依頼の場合、期限超過対応手数料として4,620円(税込)がご請求内容に加算されますので予めご了承ください。
- 担当弁理士が精査した結果、拒絶理由克服の見込みがない場合や、拒絶対応をお引受けすると他の顧客との利益相反の問題が生じるおそれがある場合には、ご返金の上、お申し込みキャンセルとさせていただくことがございます。
対応方法 -ご自身で対応する場合-
- 大変恐れ入りますが、サポート対象外となりますため、 Toreru でご相談や拒絶理由への対応を承ることができません。
- 拒絶理由通知書に対して取り得る対応については、以下のサイトをご参照ください。
- 拒絶理由通知書に特許庁の連絡先(電話番号・担当者)も記載されていますので、対応についての不明点は特許庁に問い合わせることができます。
- 手続補正書や意見書の様式・書式については、以下のサイトをご参照ください。
- オンライン手続の場合:電子出願ソフトサポートサイト(特許庁サイト)
- 書面手続の場合:知的財産相談・支援ポータルサイト「各種申請書類一覧(紙手続の様式)」(独立行政法人工業所有権情報・研修館サイト)
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