Toreru では、運営中の商標検索サイト「Toreru 商標検索」にて、『商標登録料納付書を誰でも無料で自動作成できる新しいツール』の提供を2022年12月26日より開始しました。
これにより、現在日本で商標登録出願中の方なら誰でも、特許庁の審査通過後の登録料納付手続きを、余計な費用をかけずにご自身でカンタンに行うことができるようになります。
■新機能の概要と使い方
1. Toreru 商標検索 でご自身の商標登録出願を検索
商標名や出願番号で、登録料を納付したいご自身の商標登録出願を検索
2. ご自身の商標の「商標情報」ページにて、自動作成された「登録料納付書」を印刷
「印刷する」をクリックすると、登録料納付書が自動作成される
3. 同時に印刷されるガイドにしたがって、特許庁に郵送 → 登録料納付書手続きが完了！
自動作成された登録料納付書とともに、特許庁への提出方法のわかりやすいガイドも
■商標登録料納付書とは
商標登録をするためには、商標登録出願をするときに支払う料金のほか、特許庁の審査に通過した後に「商標登録料」を納付する必要があります。この商標登録料を納付するためには、法律で決められた書式の『商標登録料納付書』を正しく作成し、期限内に特許庁へ提出しなければなりません。
■新機能提供の目的と背景
商標登録完了までには専門的なさまざまなステップがあり、適切かつ効果的な商標権を取得するためには、高度な専門知識やスキル、豊富な経験が必要です。そのため、弁理士法人Toreru を含め、多くの弁理士がそのステップを支援しています。
一方で、商標登録に関する数ある手続きの中には、書式を形式的に整えさえすれば、品質の差がなく手続きを完了できるものがあります。その一つが「商標登録料納付書」を提出する手続きです。
にもかかわらず、商標登録料納付書の手続きには現在、必要以上の費用がかけられています。商標登録料納付書を正しく作成するには形式的とはいえ一般の方がアクセスしにくい知識が必要な一方、専門家に依頼すると数万円の手数料が発生することが多いためです。
Toreru は、いま商標登録料納付書に費やされている費用は、同じく商標への投資でも、出願前に行う商標調査やコンサルティング、審査不合格時の反論手続きなど、より付加価値の高いサービスへ投じられるべきだと考えています。そして、手続きの形式面を整えることなら、ITを活用すれば正確性を損ねることなくコストを下げることができます。
そのため Toreru は、2021年に行ったサービスリニューアルにて、先んじて商標登録料納付書の手続きの手数料を無料化しました。しかしながら、これは Toreru 商標登録 を利用して商標登録出願をした方のみが対象でした。
そこで今回、どなたでもアカウント登録せずに無料で利用できる商標検索サイト Toreru 商標検索 に、商標登録料納付書を誰でも無料で自動作成できる新機能を追加しました。これにより、現在日本で商標登録出願中の方なら誰でも、特許庁の審査通過後の登録料納付手続きを、余計な費用をかけずにご自身でカンタンに行うことができるようになります。
ぜひこの機能を有効活用いただき、みなさまのブランド構築への投資最適化にお役立ていただければ幸いです。
プレスリリース記事はこちらです。