商標権を誰でもカンタンに売買。商標権の活用に新たな選択肢を
■ Toreru 商標売買™︎ の概要
1.カンタンに商標権を売買できるオンラインプラットフォーム
商標権を売りたい人と買いたい人がオンライン上でマッチングし、カンタンなステップで売買をすることができます。面倒な交渉は不要で、売買に伴う商標権移転手続きも Toreru が代行するので、ストレスフリー。使われなくなった商標権の再利用を促すことで、商標権の取得と収益化の手段に新たな選択肢を提供します。
2.ご利用のステップ
Toreru 商標売買™︎ のご利用はシンプルでカンタンです。購入者も出品者も3ステップで完了します。手続きに必要な書類の手配も最小限に省力化されているので、スムーズに取引が完了します。
3.オンラインの取引でも安心
オンライン上の商標売買でも安心してお取引いただける仕組みを導入しています。
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明確な価格表示
商標権の販売価格は出品者が出品時に確定して事前に表示されているため、購入者が支払う料金が明確です。 -
不正防止のための本人確認
出品者の本人確認ができているかどうかが出品情報に表示されるので、安心して購入できます。また、商標権を移転するための特許庁手続きでは本人確認書類の提出が求められるので、自分の商標権を他人が勝手に売却する心配もありません。 -
お支払いはエスクロー方式を採用
購入者が支払う取引代金は、一時的に Toreru がお預かりし、商標権の売却・移転手続きがすべて滞りなく完了した後に出品者に支払われます。悪意ある出品者にお金だけ取られてしまう心配はなく、安心して取引できます。 -
成約から移転登録まで専門家が対応
商標の専門家である Toreru のスタッフが特許庁の手続きまで対応するので、はじめての商標売買でも安心です。
■背景
1.登録商標には現在は使われていないものが多くある
現在、日本国内には権利存続中の登録商標が約200万件ありますが、その中には、今は権利者によって商標が使われておらず商標権だけ残っている状態のものが多く含まれています。
一定期間以上使用されていない登録商標を第三者からの請求により登録取り消しにできる制度(不使用取消審判)においては、取消請求がされた商標のうち80%前後が不使用により取消となっています。
出典:特許行政年次報告書2022年版
2.使われていない登録商標のほとんどは権利更新せず捨てられる
商標登録により発生した商標権は、登録日から原則10年間有効ですが、更新登録料を支払えば半永久的に権利期間を延長することができます。
逆に、更新のタイミングでもう登録商標が使われていない場合は、更新登録料を支払っても仕方がないため、そのような権利者の多くは更新手続きを行わずに商標権を消滅させているのが現状です。
一方で、これから商標権を取得したい人は、商標登録出願をした上で1年前後の審査期間を待つ必要があります。商標登録出願件数は近年増加傾向にあり、世の中のビジネススピードは上がっているため、早く商標権を取得したいというニーズも増しています。
3.スムーズに安心して商標権を取引できるプラットフォームがない
商標権は、ブランド(信用)を守るための独占権であるとともに、ブランド化した商標は「財産」でもあります。商標権は譲渡することができるため、自分では商標権を使わなくなったとしても、他の人に売却すれば収益化することができます。購入する人にとっても、すでに登録済みの商標を譲り受けることで、通常より早く商標権を取得できます。
しかしながら現在は、十分にスムーズかつ安心して商標権を取引できるプラットフォームが日本にはなく、商標権を “手放したい人” と “欲しがっている人” が出会うことは難しい状況です。また、出会えたとしても、商標権譲渡のための交渉や手続きが煩雑でこの点も一つのハードルとなっています。
以上から、現在、次のような課題があります。
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活用されない商標権を減らす
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不要になった商標権をただ捨てるだけでなく収益化する手段を増やす
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商標権の売買のハードルを下げる
■社会的意義
Toreru 商標売買™︎ により、上記の課題を解決することができます。
オンラインで商標権を売買できるプラットフォームを社会に提供することで、使わなくなった商標権を持っている人はそれを売却して収益化でき、購入する人はその商標権を無駄にせずすぐに有効活用できるようになります。
Toreru 商標売買™︎ にアクセスすれば出品中の登録商標がすぐにわかり、出品・購入プロセスもシンプルで誰でもカンタンに使えます。そのため、商標権を “手放したい人” と “欲しがっている人” が出会える機会を増やし、商標権の売買のハードルを格段に下げることができます。
また、商標権の取引市場が新たにできるため、次第に商標権の相場が形成され、これまで難しかった商標権の価値評価をしやすくなるという効果も期待できます。商標権の収益性や財産的価値の予測がしやすくなれば、商標登録への投資や商標活用を促し、ひいてはブランド育成や産業の発展につながります。
これからも Toreru は、 “知財の価値を最大化” させる、より良い方法を考えていきます。