はい、特許を通常より早くとる方法はあります。
特許の場合、審査を受けるためには、出願後に別途「審査請求」を行う必要があります。
通常は審査請求から最初の審査結果が通知されるまで平均約10ヶ月を要しますが、早期審査制度を利用すれば審査結果到着までの時間を短縮することができます。(※1)
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早期審査
- 最初の審査結果が届くまでの期間:早期審査を申請してから約3ヶ月に短縮できます
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マイページからのお申込み:必要
- Web発明相談時に弁理士へ「早期審査を検討している旨」お伝えください
- 弁理士が早期審査の申請ができるかを確認します。早期審査可能の場合はマイページからお申込みいただけるようになっています
- 審査請求手続きお申込みの際に早期審査のご希望「あり」を選択してください
- 審査請求手続き後も、適用条件を満たせば早期審査に切り替えることが可能です。ご希望の際は、以下の「リクエストを送信」からご連絡ください
- 料金:22,000円/税込
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適用条件はいくつかありますが代表例は以下です
- 実施関連出願 出願人が発明を実施しているか、(早期審査に関する事情説明書を提出してから)2年以内に、その発明を実施する予定があること
- 中小企業、個人、大学、公的研究機関等の出願
(※1) 特許の審査期間は変動する可能性があります。特許庁はサイト上で「見通し時期リスト」を公開しています。もっと詳細な審査着手予定時期を知りたい場合は、代理人から特許庁へ問い合わせることも可能です。ご希望の方は「リクエストを送信」よりご依頼ください。
参考情報:
- 特許審査着手見通し時期照会について(特許庁サイト)
- 特許出願の早期審査・早期審理について(特許庁サイト)